ファーム富田〜美瑛観光〜旭川〜羽田【6日目】

あまり考えていなかった富良野美瑛だったので、他力本願で宿の方に荷物を持ち歩かなくていい行程を完全に作ってもらった(なんて親切なんでしょう!)。朝の窓口が開くと同時に電話でバスを予約。本当に助かりました。


朝食は宿のテラスでサンドイッチの朝食。野菜が美味しすぎて東京に帰ってから居酒屋でひからびたトウモロコシが出た日には怒りもわきますよ!

送迎の都合で朝イチでファーム富田へ連れて行ってもらう。まだ始まっていなくて、近くに送迎で来ていたタクシーの人と弟が東京に住んでるとか少し話した。スタッフの朝礼が終わる8時半ちょいすぎに開門。が、特に入場券とかないので別に正門から入らなくてもどこからでも入れたみたい。


ここで撮ってくださいポイントがたくさんある


札幌辺りからも来ている人が多いみたい


近寄ってみた

ラベンダーはまだときいていたけどちゃんと咲いててよかった。荒涼とした道北に比べるとこれぞ観光地って感じだけど、ほかにも色々花が植えてあって本当にきれい。富良野は連日30度超えで同じ道内と思えないくらい気温が違うので暑い。トロッコ列車まで時間もあるのでラベンダーのソフトクリームやコロッケを食べたり、おみやげを買ったり、休憩したり園内をくまなく散策。

ラベンダー畑駅へ行ったら、ベンチに見覚えのある…なんとUさんに再会!ユースの宿泊者でツアーとか行っているのかと思っていたのでビックリ。Uさんもメインが礼文で行くところに困っていたみたいで、駅から電話したら最後の一席も取れたので、ここからは一緒に観光することに。まずはトロッコで小一時間(予想以上に富良野と美瑛が離れてた)乗って美瑛へ。中国人多い。


何か有名な場所とか…(聞き逃し)


ノロッコは釧網本線だけかと思ってた

観光バスはバスガイドもいて本格的。これで500円というのもお得すぎる。ギリギリになってそういえばみどりの窓口でチケット引き換えとか言ってたことを思い出してあわてて交換。まずは拓真館コース。美瑛の風景写真で美瑛を世に広めるのに一躍買った写真家だそう。富良野北の国からで知ってたけど美瑛ってもっと後になって有名になったような。丘陵に畑があるのが北海道っぽくてとても綺麗。

そして間髪入れずに丘コース。こっちは有名なパッチワークの丘とかマイルドセブンの木とか巡るコース。日差しがまぶしい。途中、四季彩の丘で下車して花畑を鑑賞。今回の北海道の中で一番人がいたのがここかもしれない。Uさんは春にエベレスト街道へ行った話なんかもしてくれてますます行きたくなった。


四季彩の丘


これはなんかで見たことあるような

美瑛の駅にもどってから何か食べようということになったけど、駅前のラーメン定食屋みたいなのはじめどこも夕方5時にならないと開かないそう。仕方ないので私はダッシュでセブンへ行き、おにぎりセットを(地図にあったセイコマがない)とおみやげに焼きそば弁当。Uさんの電車の時間ギリギリまで涼しい観光案内所で過ごす。帰り際に私がコンビニへ行っている間に買ったお菓子をもらってしまった。また会えるとは思ってもいなかったし、ましてやこんな旅の最後まで付き合ってもらえるなんてほんと不思議なこともあるんだなー。

Uさんと別れてからまだバスまで1時間近くあるのでバス乗り場で妹に電話したら昆布は嫌だと抜かしおる。駅前の広場とか地元用の裏口は閑散としているけど、道北に比べるとやっぱり明るい気がする。空港行きのバスはまさかの普通の路線バス。荷物があったので、動かないようにするのが精一杯。おみやげの入ったバッグは近くの席の人に持ってもらってしまった。

そして空港へ。結構時間があったけどおみやげ買ったりしてたらあっという間に搭乗時間。さようなら北海道。そして隣の席のおばちゃんが突如キャラメルをくれたので帰り際に手持ちのキャラメルとお礼を言ったら、なんと…昔は桃岩荘の常連だったみたいで、今でも当時のメンバーと温泉へ行ったりしているんだそう。ちょうど礼文島へ行って来たんですよーから話が盛り上がる。


サンキューAIR DO

東京はすごい雨でした。週末だし電車で帰ろうかと思ったけど、結局リムジンバスで。雨が降っているのでバス停から帰るのが大変だった。北海道は結局一度も降ることなく終わったからなあ。

たった6日間だけなのに2ヶ月くらい準備にかかってしまった今回の旅でしたが、がっちり予定を組んだおかげか大きなトラブルも起きず、宿や旅先での出会いあり(北海道の人はファンも住民も話し好き説が)、7年越しで行きたかったところにも行けて本当にまたとない幸せな旅でした。どこももう一度行きたいところばかり。また時間が出来たらゆっくり回りたい。