礼文島〜稚内〜上富良野【5日目】

もう島から出る日になってしまった。5泊して2泊しか島に泊まっていないのもどうかと思いつつも。この日は帰る人が半数くらいいて、1便だけでも私を含め5人で一気に入れ替わりそうでした。宿の方や連泊の人が見送りに来てくれているのに、乗船券を財布に入れたままモタモタしていたら、乗船前に券を出さないといけなくてガラガラと荷物で手が塞がっていたので、握手もできず、慌ただしい最後になってしまった。


船から利尻山が見えるよー!とKさんに呼び出されてデッキから見た利尻山

ここで稚内宿泊組とはお別れ。飛行機で帰るAさん夫妻と、富良野まで一緒に行けることになったUさんと一緒に、3日前にも行ったスープカレー屋さんに。今度はチキンレッグにした。なんとこの店、礼文島に行ったときマスターの夫婦が撮った写真が店内に飾ってあったり、スパイスを宿に提供してたりとても親密で、島に渡ったり帰る前に立ち寄る人も多いみたいでビックリ。Aさん夫妻が稚内とても詳しかったので、いろいろ稚内のお店を教えてもらったり、行きは一人だったけど帰りはみんなでカレーも行けて本当によかった。


なんとポイントカードも作ってしまった。また行くしかない!

列車の時間なのでAさん夫婦には別れを告げて、Uさんと宗谷本線でひたすら南下。なんと臨時快速はお座敷列車を連結してて、最初乗っていいのか戸惑う(後から乗って来た人も一様に戸惑う)。最初は見ず知らずの人と向かい合わせで恥ずかしかったので、椅子を窓に向けたりして喋ってたけど、最後の方は東京から大人の休日倶楽部の5日間パスで東京から新幹線で延々利尻まで来た大人の休日夫婦と、サロマ湖の100キロマラソンに出場するために来たというアイアンマンの方といろいろ(特にマラソンについて)話しながら旭川まで。そうこうしているうちにもう夕方。まさかこんな遠くまで同ルートで来てくれるひとがいるなんて本当に何が起こるか分からない。私は上富良野、Uさんは2つ先の駅で降りるので、12時間近い旅にもさようなら。

この日の宿はコスモス・ファームさん。なんと宿の方が駅まで車で迎えに来てくれていました。稚内の某宿(港に送迎に来ていた)のオーナーにそっくりだったw。夕食も間に合うかどうなることかと私の中で大騒ぎでしたが、なんとちゃんと取り置いてくれていました!


サーモンのカルパッチョ、チーズとジャガイモが乗ったチキンととにかく味もボリュームも満点で、カレー食べてからずっと列車に座ってただけで、あまりお腹が空いてなかったのが悔やまれる。


部屋も手作りのパッチワークとかロフトがあったりでとても素敵な宿でした

こちらは連日30度ととにかく暑いみたいで夜も窓を開けて網戸で(虫が多いので網戸必須)。疲れていたのであまりゆっくりせず寝てしまった。