大阪アンダーグラウンド

2日目は今まで行った事がなかった新世界へ。

通天閣だー!下で見るとすごい迫力です。

ところが、休日にもかかわらず人通りが少ない・・・ちょっと拍子抜け。駅前の遊戯施設のような場所も廃墟になっていたり、そばにあった天王寺動物園も天気が悪いのもあってか、なんだか切ない感じになっていました。



で、ついに足を踏み入れてしまったんですよ、釜○崎に!

天王寺から地下鉄でいったんですが、駅の出口を間違えてしまって、線路の南側の大通りの方へ出たんですよね。せっかくなので、行ってみようじゃないか、釜○崎。ついでに写真も抑えちゃうよー!

なんて息巻いていたのも最初だけ。歩けど歩けど新今宮へ着かない。道にマーキングするようにつばを吐きつづける○○中っぽい若い女、片方の足がない浮浪者風のおじさん、なんか叫びながら歩いてるオバハン、福祉アパートに例の職安。新今宮に近づくにつれ、どんどんディープ度が上がってきます。あと、グレーのブルゾン率高い。

しかもここで立ち止まって、携帯やカメラを出して写真を撮るなんてとてもできるような雰囲気でもなく・・・。大通りの隙間から山王〜萩の茶屋の小道を見学してそそくさと退散!へたれだ。

ストリートビューやこのあたりの地区を紹介しているサイトで見ただけでは分からない、聞きしに勝るなにかが渦巻いていました。

しかし、この昭和のアングラな雰囲気を残しているのはすごいと思いました。再開発で街や道に至るまでどこも綺麗になってしまって、それに慣れてしまった私たちが見ると、衝撃的に見えてしまっているのかもしれません。臭いものにフタをして隠した結果、綺麗な街では浮いてしまってあぶれた人たちは受け入れてくれる場所を目指し、この地に定着したのかもしれません。

とにかくすごいので、一回くらい見ておくといいかもですよー。あと、カメラは出さないほうがいいです。平日だとまた雰囲気が違うのかもしれませんが。


その後はなんばに行って無難に食事して生き返り、電車の時間も差し迫っていたので、豚まんなどおみやげ買って帰りましたー。新幹線では完全爆睡で、起きたら東京。ほぼ24時間の滞在でしたが、感動のライブあり、あまり旅行では行かないような普通の住宅地で人情を感じたり、ディープゾーンでHPを吸収されたりと、盛りだくさんの2日間でした。こんどは阪堺も乗り倒したいしね。また行こう!